前回のイップスに苦しむ 症状編 で書きましたイップスと思われる症状により、30cmのバーディーパットを外して、ゴルフを辞めようかと思ってからの話になります。
金無いのにゴルフやっていますが、外を歩くから健康にいいよねと思ってやっているのではなく、あくまで、上級者を目指すつもりでやっています。
しかし、そこにこのイップス問題が立ちはだかりました。そもそもショットやアプローチも下手糞なので、この問題を克服しても上級者になれるかは分かりません。
しかし、イップスを克服しなければ、上級者になることは100%アウトであることは、明らかです。
イップス対策を考える
とにかく、正しいかは分かりませんが、心の状態に過敏に反応する右手の人差し指や中指を、出来るだけ鈍感にする握り方をするべきなのではと考えました。
人差し指を外してパットするとか、微妙な工夫をしてみましたが、結果はあまり変わりません。
悩んで、昔買ったパッティングの古本を読んでいたところ、こんな話を目にしました。
あるプロがパッティングのスランプで、なんとかしようと、新しいパターを練習グリーンで試していたところ、仲のいい別のプロから、お前にはそのパターが合っている、クロスハンドにして打てと言われて、そのまま試合に出たらパットが決まり、上位に食い込めたという話でした。
この話を読んだときに、クロスハンドか、そういえば右手が上になるから、イップスにもいいかもしれないと考えました。
現在、試行している方法
試しにパターを出してきて素振りをすると、右手はほぼクラブを釣っているだけの状態であり、左手の甲でボールを打っているような感じになります。
グリップは逆オーバーラッピンググリップで、かつ、変則的に右手の人差し指と中指の二本を左手の薬指と小指にオーバーラップさせています。
こうすると、さらに右手の力がパターに伝わりにくくなり、釣っているだけという感じが強くなり、振り幅だけで打つしかありません。
敏感な右手の人差し指と中指が完全に使えないので、イップスに有効な打ち方だと感じましたが、力が入らないので、ロングパットには不向きです。
そこで、シビれる2メートル以内をクロスハンドで、それ以上の距離は、通常の逆オーバーラッピンググリップで打つようにしました。
良さそうな雰囲気はある
このようなパッティングスタイルにして、2019年の秋以降、数ラウンドしましたが、イップスっぽい変なパットは出なくなりました。
ただ、まだ、このグリップに慣れていないので、ボールが捕まらず、右に押し出してしまうミスはあります。
また、慣れてくると、再びイップス症状になってしまうのかどうかは、わかりませんが、しばらくはこのプレースタイルで行きたいと思います。
幸い、新型コロナの新規感染者数も減ってきていますので、2020年1月以降、封印していたゴルフコースのラウンドを再開したいと思っています。
そして、このパッティングスタイルがイップスに有効か、引き続き確認していきたいと思っています。
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