１年９ヶ月ぶりにラウンド復帰する３　地獄編

 前回１年９ヶ月ぶりにラウンド復帰する２ で、１年９ヶ月ぶりのラウンドのスタートは、あまりにもバタバタしたものだったという話を書きました。

今回はその続きとなります。

1番ホールはボロボロ

 アウト1番ホールは317ヤード。ティーショットをかなりの角度の左方向にゴロを打った私は、ボールが1ペナ杭を横切ったあたりに立ちました。ティーグラウンドから100ヤードくらいでしょうか。

最初に打ったボールはどこまで転がっていったのか、よく分からないので、ゴルフバッグから新しいロストボールを取り出し、ドロップしました。

初めてのコースでレイアウトがよく分からず、前方に２つグリーンが見ますが、どちらが1番ホールのグリーンか分かりません。

ただ、100ヤードくらいしか進んでいないので、残りは200ヤード以上あると思って、とにかく前方にと、3Wでフルショットしました。

すると、完全なトップで、初めからゴロゴロとフェアウェイ中央方向を転がって行きました。そして、そのボールはフェアウェイセンターに止まっていました。

ようやく1番ホールのグリーンが認識でき、残りは60ヤードくらい。AWで打った球は、なんとかグリーンに乗りました。ピン手前5メートルに4オンです。

パターを構えるも、前回書いたように練習グリーンで練習する時間も全く無くスタートしたので、グリーンがどれくらいの速さか分かりません。

これくらいかなと打つと、1.5メートルもショートしました。それも入らず、結局3パットの７，トリプルボギーのスタートとなりました。

2番ホールはどこに打ったらいいのか分からない

パットを終え、ボールをズボンのポケットに仕舞おうとすると、ポケットの中に、スマホやら車の鍵やら、いろいろ入っていることにようやく気が付きました。

慌てて、ポケットの中を移し替えているうちに、2番ホールPar.3のティーショットが始まります。同じ組のプレーヤーが次々とティーショットを打って行きます。

ポケットの中身を移し替えていると、不動の四番打者である私の打順になりました。

仕方なく、ショートティーとボールを一個持って、ティーグラウンドに上がります。そして、２番ホールは1番ホールと同じ川下の向きだろうと、そちらの方を見ても、それらしいグリーンはありません。

「あの、すみません。初めて来たので、よく分からないのですが、グリーンはどっちですか？」と、同組のおじさんたちに聞くと、「もっとずっと左。」。

左の方を見ると、ちょうど140ヤードくらいに見えるグリーンがありました。

普通は４番か5番ホールで折り返すのではないかと思っていたので、2番ホールで折り返すとは全く予想もしていませんでした。

2番ホールは川沿いに進むのではなく、土手に向かって打ちます。距離は142ヤード。

スイング改造を試みる でも書いたスイング改造後の初ラウンドなので、アイアンの飛距離が分かりません。

スイング改造をしてコンパクトなスイングになっている上に、準備体操もしていないため、あまり飛ばないだろうと、７番アイアンを手にしました。

とにかくフルショットすると、ガキっと変な音がして、ハーフトップの球がグリーンめがけて飛んでいきました。

同じ組のおじさんたちは私が打った瞬間にグリーンに向かって歩き出しています。

私も、ハーフトップだけど、グリーン方向に飛んだからいいやと、打ち終わってすぐに、バッグに7番アイアンを入れて、グリーンに急ぎ向かいました。

 

グリーンの近くに来ましたが、自分のボールがどれか分かりません。おじさんたちはグリーン周りからアプローチをしていて、グリーン上に正体不明なボールが1個だけあります。

もしかして、これかと近づいてみると、はたして、私のボールでした。ハーフトップが1オン。ピンまで5メートルです。

ここはパーで上がれるかと、ファーストパットを打つと、1メートルショート。その1メートルも入らず、結局、3パットのボギーとなってしまいました。

3番ホールはダフり地獄

3番ホールは土手沿いに折り返して、川上方向に向かいます。

他のおじさんたちもボギーだったので、不動の四番打者の私は、他の人たちが打っている間、ポケットの中身の入れ替えや、予備のティーをバッグから出したりなどしていました。

そして、私の打順が回ってきました。このホールは土手に近く、土手は一般の人も歩いているので、危険防止のためかアイアン縛りです。しかし、距離は345ヤード。170ヤードをきっちり2回打たないと、パーオンしない設定でかなり厳しいです。

アイアンは6番からしか入れていないので、6番アイアンを思い切り振りました。手ごたえは良かったのですが、途中からフックが思い切り掛かり、左の1ペナ杭をすこし超えてしまいました。

１ペナ杭の内側にボールを戻し、第3打。6番アイアンは豪快にダフり、次の第４打は90ヤードくらいのアプローチでしたが、これも豪快にダフり、結局5オン3パットのダブルパーになってしまいました。

3ホールですでに8オーバー。もうゴルフやめようかなと思い始めていました。

また、次回に続きます。